1級小型船舶操縦士試験 学科試験内容

公開日: : 最終更新日:2016/06/20 小型船舶操縦士 試験対策

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1級小型船舶操縦士試験の学科試験は、下記の内容で行われます。
試験時間は2級学科70分、1級学科70分の計140分ですが、2級免許(または旧4級免許)所有者が1級へのステップアップを受験する場合は1級学科のみの受験となりますので試験時間は70分となります。

<科目・問題数・配点>
1.上級運航Ⅰ  8問  80点(8問中 海図問題3問 30点)
2.上級運航Ⅱ  6問  60点
  合計    14問 140点

<合格基準>
 各科目ごとに50%以上の正解、かつ、合計で65%以上の正解(合計10問以上の正解)


2級学科同様に過去の試験で出題されたことのある問題、いわゆる過去問が多く出題されます。
問題によって、100%過去問から出題されている問題も多くありますが、それ以外の問題も、ほとんどが過去問の内容を少しだけ変えた内容がほとんどとなっていますので、過去問対策が1級学科でも重要となります。
2級学科試験問題の出題項目は問題数も少ないため広く浅くという2級学科よりも、気象やエンジンまわりなどを中心に狭く深くといった内容となり、海図以外の問題も2級学科と比べると難易度は高い内容となります。
2級学科は17問まで間違えても合格できますが1級学科は4問しか間違えられないので、1級受験者は2級学科の勉強はそこそこのレベルで、1級学科に重点を置いた勉強法をおすすめします。
1級受験者の全国平均の合格率が8割前後となっていますが、その不合格者のほとんどが1級学科で不合格となっていますので1級の試験対策は1級学科に重点を絞り込むことが合格のカギとなります。


【上級運航Ⅰ】 8問 80点(海図問題 3問 30点)
※8問中3問が海図の問題です。海図問題は問51が1パターン、問52が3パターン、問53が3パターンと問題のパターンが決まっているので、それぞれの問題のパターンに沿った解き方でコンパス・デバイダーや定規を使って海図に作図して求める問題です。
海図以外の5問は、気象関係や潮汐表・潮流表を使った問題、台風の風向など気象・海象の内容の問題が中心となります。

 問51:海図問題-航海計画から出航時間・到着時間の算出
 問52:海図問題-船位の測定 ①自差改正、②トランシット自差算出、③レーダー相対方位改正
 問53:海図問題-潮流航法 ①流向・流速、②実航磁針路・実航速力、③実航磁針路
 問54:航海計画の立案・心得、航海計器、救命設備
 問55:気象・海象-前線、天気図
 問56:潮汐・潮流-標準港に対する潮時差・潮高比計算、潮流表
 問57:台風避航、台風の風向、荒天準備・荒天航行
 問58:海難事故発生原因

【上級運航Ⅱ】 6問 60点
※エンジンまわりの内容が中心の問題となります。エンジン各部の名称や役割、故障時の点検・対処法や保守整備の内容など、2級学科で出題されるエンジンまわりの問題より詳しい内容が出題されます。

 問59:燃料消費量・航行距離、ディーゼンルエンジン
 問60:燃料系統の保守整備、潤滑油系統の保守整備
 問61:冷却水系統の保守整備、電気系統の保守整備
 問62:動力伝達系統
 問63:故障時の対処①
 問64:故障時の対処②

2級1マイル限定(旧5級)免許受有者が1級小型船舶操縦士のステップアップ試験を受験する場合は、2級学科と1級学科の両方の受験が必要となりますが、2級学科科目の内、【小型船舶操縦者の心得及び遵守事項】の科目12問は免除されるため、【交通の方法】14問と【運航】24問の2科目38問のみの受験となります。
その場合の2級科目合格基準は、各科目ごとに50%以上の正解、かつ、合計で65%以上の正解となるため、合計で25問以上の正解が必要となります。また、試験時間は55分となり、1級の試験時間の70分と合わせて合計の試験時間は125分となります。

1級学科の海図問題を含めた試験対策は別にまとめていますので下記をご参照ください

◆1級小型船舶操縦士 学科試験対策 その1
◆2015年度(4月~11月)小型船舶操縦試験合格率 (中間報告)
◆2級小型船舶操縦士試験 学科試験内容
◆1級・2級小型船舶 実技試験内容
◆小型船舶操縦士試験 試験対策 サイトマップ

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