1級・2級小型船舶 実技試験内容

公開日: : 最終更新日:2018/05/10 小型船舶操縦士 試験対策 , ,

1級・2級小型船舶操縦士試験の実技試験は、一部の試験場を除いて、マーキュリー社のLS16(16フィート・船内外機船)とうい試験艇を使用して行われています。
実技試験は受験番号順に通常は受験者3名と試験員1名の4名1組で乗船して実施されます。
1人当たりの試験時間は発航前の点検を含めて約30分で、1組当たり約1時間30分の所要時間となります。

小型船舶操縦免許取得試験内容
2015年度(4月~11月)小型船舶操縦試験合格率 (中間報告)

<科目・配点> 1.小型船舶の取扱い:60点、2.基本操縦:120点、3.応用操縦:120点、合計300点

<合格基準> 各科目ごとに60%以上、かつ、合計で70%以上の得点

実技試験の内容
【小型船舶の取扱い】
桟橋に係留されている試験艇を使って実施されます
■船体・操縦席の点検 ※下記8項目の中からいずれか2項目の出題
 ①船体外板、②船体の安定状態、③浸水の有無、④係留ロープの損傷の有無と係留状態、⑤推進器、⑥船灯、⑦ワイパー、⑧ホーン
■エンジンの点検 ※下記11項目の中からいずれか2項目の出題
 ①バッテリー、②メインスイッチ、③燃料油量、④燃料コック、⑤燃料フィルター、⑥燃料パイプ、⑦エンジンオイル、⑧ギヤオイル、⑨パワーステアリングオイル、⑩冷却水量、⑪Vベルト
■法定備品の点検 ※下記8項目の中からいずれか2項目の出題
 ①信号紅炎、②ライフブイ、③ライフジャケット、④バケツ、⑤あかくみ、⑥ビルジポンプ、⑦消火器、⑧アンカー及びアンカーロープ
■機関運転
 ①エンジン始動、②暖機運転、③エンジン停止
■トラブルシューティング
 ①スターターモーターが回らない、②エンジンが始動しない、③計器類、④チルトアップしたドライブユニットの点検 などからいずれか1問出題
 ※詳細は 「1級・2級 実技試験・トラブルシューティング編」参照
■解らん・係留
 試験項目としては「小型船舶の取扱い」科目の項目ですが、実際の試験では「応用操縦」科目の離岸・着岸の試験項目の際に①着岸、②係留、③解らん、④離岸という形で離着岸の一連の動作に組み込んで実施されます
■航海計器の取扱い
 ハンドコンパスを使って方位測定を行います
 実際の試験では、「基本操縦」「応用操縦」の試験中に試験艇を停止したタイミングで海上で物標を指定して方位測定が行われます
■結索 ※下記7種類の結索方法からいずれか1問出題
 ①まき結び、②もやい結び、③いかり結び、④クリート止め、⑤本結び、⑥一重つなぎ、⑦二重つなぎ
 ※詳細は 「1級・2級・特殊 実技試験・ロープワーク編」参照
 ※実技試験 よくある失敗例 小型船舶の取扱い編

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【基本操縦】
※基本操縦試験の開始前に、「操縦装置等の確認」として、シフトレバーの前進・中立・後進の操作や、ハンドル操作を行って操縦装置の感覚を確認することができます
 これは試験の採点対象外となっており、この操縦装置等の確認が終わったところで基本操縦試験の開始となります

■発進 指示された目標に向かって微速発進
■増速 ①1500回転までの増速、②滑走状態または指定された回転数までの増速、とういふうに段階的な増速指示がされます
■変針 滑走状態の速度で、指示された目標物に向かっての変針を行います。変針は最低でも3回以上の変針目標で行いますが、場合によっては、コンパスで変針目標を指示されて行う場合もあります
■後進 指示された目標に向かって微速後進
■停止
■蛇行(連続旋回)
 50m間隔で設置された3個のブイを使用して、第1ブイと第3ブイを結んだ見通し線上から蛇行ブイに進入し、ブイに接近しすぎないように注意しながらブイとブイの間を蛇行し、蛇行終了後に見通し線上に戻るように操縦します
※実技試験 よくある失敗例 基本操縦編

【応用操縦】
■避航操船
 滑走状態の速度で、「行き会い船」の見合いと「横切り船」の見合いの絵(写真)を使って、試験員が指示した見合いごとの適切な避航操船を行います
■人命救助
 ブイを要救助者に見立てて、救助する舷(右舷から救助など)を宣言し、ブイに微速で接近して拾い上げます
 1回目の救助に失敗した場合でも、再救助として2回目までは実施することができます
■着岸
 右舷着岸か左舷着岸のどちらを行うか宣言し、指示された桟橋の着岸点に着岸します
 1回目に着岸に失敗(桟橋に届かないなど)した場合でも、2回目までは実施することができますが、危険な着岸をした場合は、着岸試験を中止させられる場合もあります。
 ※着岸が終了したところで、係留の指示がされます
■離岸
 係留ロープを解らん後、後進離岸か前進離岸のどちらを行うか宣言し、離岸します

【安全確認】
基本操縦、応用操縦のすべての項目で、シフト操作やハンドル操作を行う動作前に前後左右等の安全確認(見張り)が必要となり、安全確認が漏れると減点されます

◆実技試験 よくある失敗例 応用操縦編
◆小型船舶操縦士試験 試験対策 サイトマップ

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